2007/01/22

手帖

土曜日。軽く雑務をこなして、第一回のゲストスピーカーをした「けんちくの手帖」というイベントに。今年でもう3年目らしい。今回は「ヨーロッパ企画」 で舞台美術をする酒井氏。関西の演劇業界の若手では、かなり面白くて、最近はたまにテレビなんかでも見かけます。建築の設計をする時と同じように平面図や 展開図を描くらしいけど、その舞台を使う人が、台本という枠を出ないというところが決定的に違うと思いました。でも、その台本は、建築を使う人よりも遙か に、劇的」です。5月に京都で公演があるとか、時間あったら観に行こうと思います。

2007/01/20

淀川

金曜日。京都で設計をやってるT君が事務所に現れる。最近の関西アトリエ事情などを聞きつつ、その師匠である青木淳のTARO NASU-OSAKAの展覧会に。てっきり近作模型なんかが置いてあると思いきや、照明のオブジェを青木さんが設計してそれ自体が展示だとか。会期が終 わったら壊すんですかね?もったいない。

夕方からA&Cの中谷さんがやってる大大阪というカフェに「淀川テクニック」という怪しげな2人組アーティストの講演会を聞きに行く。

要は、淀川のゴミを使ってオブジェみたいな物をつくって、それで遊ぶってことをやってるらしい。最近はヤノベケンジにも認められ、キリンアートプロジェクトや釜山ビエンナーレなんかにも出展しているみたいです。

作品は淀川に置きっぱなしで、浮浪者にいたずらされたり、たまに燃やされたらいするあたりが悲惨。しかし、そんなに怒ってる様子でもない。ゴミをまとめて 綺麗にしてるので基本的には良いことをしてる人達なのだろうが、本人達は、どうも遊んでいるようです。とにかく創作理由が安易なとこが面白い。

創作というよりは子供の遊びの延長のようで、シリアスさや問題意識よりは「笑い」が先にあるのが大阪的。天狗道場が気になる。全体的にお笑い番組を見てるような感じがしました。普段何してる人なのか、聞きたかったけど聞けませんでした。

2007/01/18

火曜日。例の熱間押出形鋼で有名な新日鐵に勤める大学同期が来阪する。最近の担当物件を見せて貰うが、いろいろ面白そうなこおをやっていた。面倒なことも何かとやってくれそうだ。彼は昔からそんな感じだ。

2007/01/05

賀正

明けましておめでとうございます。今年もSPACESPACEをよろしくお願いします。