2008/02/24

横須賀美術館

ある用事とコンペの敷地見学のため、2/14から16まで東京へ。15日はちょっと時間を潰しに、山本理顕作の横須賀美術館まで。JR横須賀駅は、東京に6年間住んだにも関わらず、始めて降りた駅だった。軍艦や潜水艦が行き交い、横浜とは全然違う雰囲気なうえ、駅舎が地方駅のようである。そこから更にバスで30分揺られて、観音崎にようやく到着。都内から2時間近くかかった。

美術館の大きなボリュームが半地下に配置してあり、山と海を繋いでいる。中に入ると結構大きな内部空間があった。

レストランとテラス。

ガラスの箱の中に、入れ子になった展示室ボリューム。展示室に出入りする際に、箱と箱の間の隙間を通過する。屋根のガラスがカーテンウォールのように支持されてるが、シールが切れても大丈夫なんだろうか?

屋上からの絶景。双眼から浮上する潜水艦が見えた。

美術館の展示に無理をさせない程度に、内部空間も複雑になっており、面白い建物であるが、何より、QBS方式でこの建物が建ったことが驚きだと思う。なかなかこの様なものが出来てこない選定方式だったはずである。